その他なんでも

 カテゴリーに当てはめにくいけれど、日頃気になっていることを、思いつくままに書いてみました。

 共感いただけることはあるでしょうか?

 

傷付く言葉

 相手に全く悪気はないものの、FDを持っていると、ふとした言葉に傷付いたり、いやな気分になったりすることがあると思います。例えば以下のような言葉です。

 

  • 少食だねえ。
  • 男なんだからもっと沢山食べなよ。(女性なら、「女の子だからって、痩せすぎはダメだよ」でしょうか?)
  • 美味しくないのか?(口に合わないのか?普段贅沢なものばかり食べているんじゃないか?)
  • 勿体無い。(残すのはお百姓さんに申し訳ないetc.)

 

できることなら他の人と同じように振舞いたいと思っているのに、それができないのが辛いところなので、こうした言葉を言われると非常に居心地が悪くなりますよね。これらはある意味正論ですし、立場が変われば(自分の子どもに対してなど)自分でも使ってしまうことがあるので、言う人を責める訳には行きませんけれども。

 

 もちろん、食べ物を大切にしたり、好き嫌いなく食べることは、人としての基本でしょう。「遠慮なく残してください」などと言われたら、FDの私ですら抵抗を感じます。時には、嫌いな食べ物を無理して口に入れる必要もあるでしょう。けれど、例えば給食の時、「どうしても駄目なら、残してもいいんだよ」と、ほんの一言、誰かが言ってくれたら、FDに苦しむ人はだいぶ減るのではないでしょうか。

 

食べ物の好き嫌いとは別に、こうした症状に苦しんでいる人がいるということが少しでも認知されれば、だいぶ暮らしやすい世の中になる気がするのですが。

嫌いなこと

 普通の人なら全く気にも止めないであろうことが、不快に感じられることがありませんか。テレビを点けていると、時々こうしたシーンに出くわしますが、ひとり目をそらせています。

 

  • 大食い選手権
  • わんこそば
  • 毎年恒例の、強飯式(ごうはんしき。大きな椀に山盛りにした飯を無理に食べさせようとする行事。日光の輪王寺で行われるものが有名)のニュース

 

 皆さんはどうですか。

FD(会食恐怖症)でよかったと思えること

 「そんなことあるわけない!」ですよね。反対に、もしFDでなかったら、あれもしたかった、これもしたかった、とか、こんな人生になったんじゃないか、などと考えてしまうこともあります。

 でも、あえて考えてみると、どんなことがあるでしょうか。

 

 「無意識のうちに、少しだけ、社会的に弱い方の立場になって考えている。」

 

というのが、私の答えのひとつです。

 

 別に優等生ぶるわけではありませんが、病気など自分の意思でどうしようもないことで苦労されている方などに対し、ばっさり切り捨てるような物言いには抵抗を覚えます。ついでに言うと、グループを作って影で人の悪口を言ったり、考えの違う人を排除するようなことは大嫌いです。人はそれぞれ違いますし、誰にでも良い点があれば欠点もありますからね。

 

 とはいえ、私はブラックな笑いやシニカルなコメディが好きなので、自己矛盾でしょうか? 

 

経験談をお寄せください。